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里佳先生の紹介ー東京藝大卒フルート専攻ー出張・教室(午前)指導させていただきます

 最近、少し暖かくなってまいりました。さて、藝大卒ピアノ科の可奈先生に続いて
藝大卒フルート科の里佳先生が、本教室の指導者として仲間入りいたしましたので
報告を申しあげます。

里佳先生の紹介

13歳よりフルートを始める。
東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。
桐朋オーケストラアカデミー研修課程修了。
在学時にソリストに選出され藝大フィルハーモニアと協奏曲を共演。
2003年中日コンクール高校部門第1位最優秀賞、併せて岐阜県知事賞受賞。
あずみの新進音楽家オーディションに合格し演奏会に出演。
2013年オーディションに合格し'13 みやざきの舞台芸術シリーズⅡ'で演奏会を開催。
東京フィルハーモーニーオーケストラや都内オーケストラにエキストラとして出演。
ソロから室内楽、オーケストラ、またレコーディングなど多方面で活動中。
これまでにフルートを金昌国、中野富雄、小池郁江、竹澤栄祐、神田寛明、
白尾彰、居石ひとみの各氏に師事。
エマニュエル・パユ、フェリックス・レングリ、ヴァンサン・リュカ、各氏のマスタークラスにて指導を受ける。
室内楽を守山光三、高木綾子、柳瀬省太の各氏に師事。
里佳先生FSCN0329

フルートを始めたきっかけ

中学校の部活で始めました。
最初はバレーボール部に入ろうか吹奏楽部に入ろうか迷っていました。
体験入部で初めて吹いたフルートがたまたま音が鳴り、
フルートは競争率が高かったのですが、大変幸運なことに唯一フルートになったのは
私一人でした。その時フルートになっていなかったら、
音楽の道は選ばなかったかもしれないと思うと当時の顧問の先生に感謝です。

東京藝術大学を選んだ理由

長野の田舎で生まれ育ったので、'音大'へ行くとか、'フルートを習う'なんていうことは
どこか遠い所の話でした。まして'藝大'なんていうと、当時の私や、
音楽家でない両親にとっては夢物語のような話でした。
そのくらい田舎でした。それが、同じフルート教室に通っていた二つ上の先輩が
藝大に合格した時に、急に私にとって現実味を帯びました。
藝大って頑張ったら行ける所なんだな、現実のことなんだな!と。
入るには大変な努力は当然でしたが、両親のサポートと恩師の情熱と、沢山の人の応援、励まし、
それら全部のおかげで入学することができました。
藝大はみんなが良きライバルであり、一番理解し合える友達であり、
刺激をもらえる共演者であり、人の足を引っ張ることなく
一人一人が自分を磨いている大変素晴らしい所でした。
藝大に合格した時の喜びは今でも大切な思い出ですが、
多くの人の気持ちをいただいたことが私の一番の財産です。

フルートの魅力

音色です♪もっともっとこんな風な音にしたい!という理想は常に尽きません!

指導を通して思うこと

私が今までに出会った先生達はどの先生も情熱があって、親身で、
こちらが向かっていけばどこまでも受け止めてくれるし導いてくれる
尊敬できる先生ばかりでした。自分が指導する根本には常にそんな先生達の姿があります。
生徒さんには老若男女、趣味、部活、受験、とそれぞれの希望があると思うのですが、
その希望に添いつつ、この根本は忘れずにいたいと思います。
そして生徒さん達の悩みを解決するには自分がいつも勉強していなければいけないと思いますし、
楽しみながら一緒に勉強していけたらと思います。

お薦めしたいフルートの名曲

ジェームズ ゴールウェイというフルーティストがいます。
彼の演奏するライネッケのフルート協奏曲が大好きです。
何度聴いても本当に素晴らしい音色なのでぜひ聴いてみて下さい♪
マルティヌーのファーストソナタ、これも良い曲です♪

私の好きな作曲家

ドヴォルジャーク、マルティヌー、バルトーク

ストレス解消法

旅行です*世界遺産を見に行ったり、数年前に始めた登山や、温泉旅行など♪
あとは子供の頃からやっている書道で集中することで逆にリフレッシュできる気がします♪

♬教室希望日
平日、土日の午前中♪午後は応相談♪
♬出張希望日
ご希望により調整致しますのでご相談下さい♪
♬出張可能範囲
自由が丘から電車で30分以内程度。
ご希望により調整できる限り対応しますのでご相談下さい♪

とても素敵な先生です★緑が丘・東雪谷教室午前中、フルートの指導をさせていただきます。
出張レッスンも可能になります。
ご興味のございます方は、ぜひともフォーマットからお問合せくださいませ♪

theme : 音楽のある生活
genre : 音楽

声楽という分野における、私の好きな歌曲ーピアノ指導者 月・火 亜紀先生のコラム

東雪谷教室にてピアノの指導をさせて頂いております、亜紀です

私が専攻として長年取り組んで参りました「ピアノ」の作品にも数限りなく、
心打たれる様な美しい曲はたくさんございますが…また、これまで、
伴奏の機会に、「声楽」という分野におきましても、本当に素晴らしい曲が
あるのだなぁと感じさせられたことが幾度もございました…

きっと、まだまだ私が知らない、魅力的な声楽曲が数多く在るのだろうなぁということは、
容易に想像できるのですが…大学時代にはじめて出会い、
「ひと”弾き・読み(聴き)”惚れ」してしまい、
有難いことに、ひょんなご縁で再び、演奏することになりました1曲をご紹介申し上げます。

先ほど、ひと”読み・弾き(聴き)”惚れと書きましたのは…
ピアノ曲と違い、声楽曲の多くには歌詞がついておりますが…もともと詩が好きな私は、
いつも、声楽曲の伴奏の譜読みの折、古今東西の名詩と音楽の両方を並行して「みて」いく
という過程でわくわくしてしまいまして…そして、この曲は特に一回読んだだけで、
その詩に心奪われ…また、実際に曲を弾いて(聴いて)みたところ、詩の内容と絶妙なバランスを
もっている音楽とに…二重(三重)に感動してしまったということでございます…

さて、この曲は、F.チレア(1866-1950)というイタリアの作曲家のオペラ、
「アドリアーナ・ルクブルール」より、第1幕で主人公・アドリアーナが歌うアリアで、
邦訳では、「私は神様の卑しいしもべ」、「私は芸術のつましい下僕」等として知られている、
とても美しい歌曲です…

アドリアーナとは、パリで18世紀頃に活躍した実在の名女優です。
こちらのアリアが歌われますのは、あるオペラの中の自分の役柄に扮装して、
舞台の出番を待ちながら、セリフを熱心に暗唱していたところ、楽屋に居合わせた人たちから、
称賛されたのですが、その賛辞にアドリアーナは、謙虚に応えるという場面だそうです

歌詞の邦訳は次の様な感じです・・・。
「私は創造主である神の卑しいしもべに過ぎず、
 神から授けられた言葉を人々の心に伝える…
 私は詩の調べ、人生というドラマの響きとなり、
 神の御手のままに伝えるつたない楽器なのだ。
 優しく、陽気に、時には残忍に…私はいつも『忠実』に演じている。
 声は翌日には消え去ってしまう、はかない吐息なのだ…。」

学生時に出会いました際にも、いろいろと想うところがございましたが、
音楽を仕事としております今の私にとりましても、また改めて”深いなぁ…”と
想わせられる詩で…言葉では上手く表現できかねてしまうのですが、
私はこの曲に、ある種、格別な印象を受けております…(もちろん良い意味合いで
ございます…)。

出会うべくして、再び出会うことができたのかしら…と、とてもうれしくなり…、
感謝をもって、今月の本番にて演奏しようと思っております

現在、レッスン可能時間帯は下記の様になっております。
【月曜日】14:00-/14:30-/17:30-、 【火曜日】18:30-
亜紀先生のコラムより

theme : 音楽のある生活
genre : 音楽

英語レッスン可・木曜日の指導者ー由衣子先生ークラシック、ジャズ、ポピュラー、即興演奏指導可

お読みいただくというご縁をいただいたみなさま

こんにちは、はじめまして。
東雪谷教室にて、今春よりピアノレッスンをはじめさせていただくこととなりました。
由衣子です。

自己紹介も兼ね、好きなアーティストの言葉から。

「遊ぶ
空間とは生活だと私は言った。
同時に、生活とは遊びである。遊びというと無責任だったり、
いい加減だと考えがちだが、それは間違いだ。
むしろ、言葉をかえて言うなら、徹底的な自由とでも言うべきだろう。
とかく一般の人々は遊ぶことが苦手のようだ。
ものごとを自分一人で自由に考えることができない。型にはまってしまう。
たとえば誰でも身近に目で見ることができ、タッチできる空間として、
住まいのスペースを考えてみよう。
家、とか部屋とか言っただけで、人はすぐに図式通りの形を思い浮かべる。
なんとはなしに、今までよく見たことのあるような、既成の様式に限定してしまうのだ。
恰好がつかない、といったことばかり考えて、ほんとうの自分の欲望、
よろこびを、どこかに置き忘れてしまうのである。」

ー岡本太郎「ドキドキしちゃう」より引用ー

岡本太郎さんの言葉です。

この本の、どのページを開いても、私の生きることのテーマであると感じる言葉ばかりが、でてきます。
解説など、これ以上できないような、明晰な言葉のならびに惚れ惚れしてしまいます。

ピアノを奏でる時、空間に絵を描いているような、写真をなぞっているような感じがあります。
私にとってはそのすべては、旅の中。

物質的な移動を伴う旅、物語の中へ入る旅、音を通した旅、
何か一つのことを学ぶという旅、誰かと出会うという旅。

放たれた音は、果てしなく遠く、いろんな次元を渡って響いているような、
そのような図が、よく頭の中を舞っています。
私の指をきっかけに、放たれた音の、音自体の旅。
それは途上、いろんな出会いを経験し形を変え、
違う形で、もしかしたら色になってもどってくるのかもしれません。

指が何かに触れる瞬間、
筆と紙がうたいあう瞬間、
言葉が流れ出だす瞬間と、消える瞬間、
身体が動き出す瞬間、
香りに時をこえる瞬間、
アイディアがひらめく瞬間、停滞していると感じる長い時。。。
そのすべての変化の波。

岡本太郎さんのおっしゃる、徹底的な遊び、とは、
非常に真摯な瞬間の積み重ねであると感じる日々です。

土にしっかりと根を延ばし、季節になれば開くことを知る種の心。

毎瞬、今という季節を味わいつつ、遊びに開いていたいなと思っています。

みなさま、よき春をお迎えください。

木曜日 ピアノ指導者 由衣子先生のコラム

英語レッスン可。
桐朋学園大学音楽学部付属子どものための音楽教室出身
桐朋女子校等学校音楽科、同大学音楽部ピアノ科卒業
バークリー音楽院卒業


木曜日は午前中他、14時半~、17時~が、現在空いております。

theme : 音楽のある生活
genre : 音楽

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