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10年に1度と言われる強さの寒波が到来して、首都圏はもちろん関西でも混乱や被害が出ました。
この1月から2月にかけてが最も寒さが厳しい時期ですので、
季節から見れば当然のことではありますが、
問題なのはこの厳しい寒さだけでなく電気代などの値上がりで
暖房もガンガン使いにくいという点ですね...。
次年度から値上がりがさらに進むという話もあるので、
このままだと冬だけでなく夏も気候だけの対処だけでは済まない、
過ごし辛いきせつになるのかと思うと頭が痛くなります。
さて、冬の寒さに負けないよう体調管理も大事ですが、
ここ最近なんだか私の回りで首・肩を痛めるかたが相次ぎ、
職業柄のかたもいらっしゃるようですが、
私も気を付けたいと思うのが現代人の多くが避けて通れないと言われている
「スマホ首」です。
スマホ首については今さら説明不要かと思いますが、
スマホを見ているとき人の首(頭)はどうしてもうな垂れた形となってしまい、
頭の重さの負担が首(頸椎)に来るという症状ですね。
もちろん、首や肩を痛めているかた全員がスマホ首という訳ではありませんが、
今は大丈夫だとしても誰にでも起こりうる症状のようですので、
スマホを見る時間をほどほどにするか、姿勢に気を付けて使いたいところです。
個人的にはスマホでゲームは全くしないタイプですが、
youtubeやSNSを見ているので決して
スマホのヘビーユーザーではないとは言い難いでしょうね(苦笑)
という訳で、最近は何でもかんでもデジタルデジタル
と呪文のように言われる世の中ですが、実は前から気になっている
超アナログな遊びがありまして、先日フリマサイトで見つけて
買おうかどうしようかギリギリまで悩んだものがありますので、ここで紹介したいと思います。

その名も「投扇興」です。
皆さんご存知でしょうか?
読み方は「トウセンキョウ」です。
え、やっぱり知りませんか?!
もしかするとご存知ないかたのほうが多いかもしれませんが、
かと言ってご存知のかたも実際に遊ばれたかたはごく少数ではないでしょうか。
コラムなので文字ベースのためなかなか説明がしにくいですが、
手短に言うと扇子を水平に軽く投げて、2-3m先にある小箱の上に置かれた
蝶と呼ばれる飾りのような駒を倒すという結構シンプルな遊びです
(詳しくは検索すると動画などで把握できます)。
原型は中国から伝わったようですが
現在の投扇興としての形は江戸時代の頃に確立され、
一時期はそれなりに庶民的な遊びだったようですが、
賭け事などに使われ始めたり文明開化による西欧文化の流入などで衰退していき、
今では協会などの団体やお座敷遊びとして、
どちらかと言えば大人の遊びとして細々と残っている状況です。
お座敷というとなかなか敷居が高く一般的ではありませんが、
先述の通り私は偶然にもフリマサイトで中古を見つけるなど、
今で少数ながら製造・販売はされているので、
買い揃えれば自宅でも手軽に楽しめます(あまり安くないのが難点ですが)。
さて前置きが長くなってしまいましたが、
何が魅力なのかと言うと投げた扇子に当たって倒れる蝶と呼ばれる的(駒)の倒れかたで
点数が決まるという風流の塊のようなルールに尽きるでしょう!
ポイントはこの扇子を投げるという動作。
ほとんどこのアクションにこの遊びの要素のほとんどが凝縮されています。
「扇子を投げるのがそんなに楽しいの?」と思いのかたもいらっしゃるかとおもいますが、
この扇子を投げることが意外に難しく、その投げた先にある蝶を倒すとなると、
さらに難しさが倍増します。
しかも、この蝶の倒れ具合と扇子の着地具合で点数が決まるという、
結局は実力と言うよりほとんど運の要素のほうが強いというゲームです(笑)。
この蝶と扇子の倒れかた(着地のしかた)は結構な種類があり、
中には「絶対ムリじゃん」というような形もある所も面白さのポイントかなと思います。
ITを中心とした情報化社会、そしてスピードの求められる現代から見れば
本当に逆行するような内容の遊びですが、古きよき時代を忍ばせるものとして、
人気の再燃は難しとしても日本の由緒ある伝統的な遊びとして残っていって欲しいものです。
私のほうはと言うと、結局フリマサイトの中古品はそれなりの値段がしたので
今回は残念ながら購入を見送りましたが(1人で遊ぶのも寂しいので)、
やっぱり近いうちに買ってしまいそうな予感大です。
興味のあるかた、ぜひ和の粋な遊びに浸ってみませんか???
【レッスン情報】
石川台にて水曜日に実施中。
空き時間14:30-15:30/19:15以降~(詳しくは要相談)
石川台教室 ピアノ 水曜の真裕先生の紹介
theme : 音楽のある生活
genre : 音楽